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第1回 礼文町中高連携教育推進協議会

 6月11日(火)16:00から礼文高等学校 校長室において、令和6年度 第1回 礼文町中高連携教育推進協議会がおこなわれました。

【礼文町中高連携教育推進協議会の目的】

中高連携を進めることを通して、「礼高生が輝き、中学生の憧れの対象となる」取り組みや交流を検討する。
中高生がともに活動する場面を通して、個性や能力等のいっそうの伸長を図る。
中高連携を通して、6年間を見通した基礎学力の定着とふるさと礼文への誇りと自信を持てる教育内容を保障する。
6年間の系統性を重視し、中から高へのスムーズな接続を目指し、生徒の学力等の向上を図る。
研修交流を深める中で、教師の指導力の向上を図る。

  コロナ禍によって、実質、中断されていた中高連携ですが、令和6年度の活動の確認や各校の立場から意見交流がおこなわれました。

まちづくり出前講座

 1年生が総合的な学習の時間に取組んでいる「礼文学」で、礼文島に生息する海の生き物について学習をしました。

 外部講師として、宗谷総合振興局 宗谷地区水産技術普及指導所 礼文支所長 山本 禎氏、岩井 卓也氏、北海道立総合研究機構 水産研究本部 稚内水産試験場 調査研究部 主査 堀本 高矩氏(水産科学博士)の3名をお招きしました。

 水産技術普及指導所の岩井さんからは礼文島近海の環境や生息する魚、漁法等について、水産試験場の堀本さんからはアザラシの生態などについて説明をしてもらい、生徒の質問に答えて頂きました。とても興味深い内容でした。

 お忙しい中、本校の教育活動のためにわざわざご足労頂き、誠にありがとうございました。

講師の紹介岩井さんの説明説明を聞き、メモを取る生徒説明を真剣に聞く生徒堀本さんの説明

期末テストに向けて

 今週、6月13日(木)・14日(金)に期末テストがおこなわれます。今日から期末テストが終了するまで、部活動は停止となり、学習する時間に割り当てます。

 各学年によって取組みは異なりますが、1年生は全員が学校に残って学習をします。2・3年生は希望者が学校に残って学習をします。時間や場面などを有効に活用して、効果的に学習を進めて欲しいと思います。

1年生2年生3年生廊下に掲示されたカウントダウンカレンダー

「人権の花」運動

 今年も稚内人権擁護委員協議会から「人権の花」を寄贈して頂きました。キンギョソウ、サルビア、ブルーサルビア、パンジー、マリーゴールド、5種類の花の苗が届きました。

 放課後、生徒会局活動の時間に保健文化局が、花の苗をプランターと中庭に植える作業をおこないました。来週からは、水やりなど、当番でおこなう予定です。

 「人権の花」が1日でも長く、きれいに咲いているように、みんなでしっかりと協力してお世話を欲しいと思います。

香中タイム

 朝のHR(ホームルーム)終了後、8:20~8:30の10分間「香中タイム」が日課に組み込まれています。「香中タイム」は、曜日によって取組が異なります。

月曜日 読書
火曜日 ソーラン練習
水曜日 学級裁量
木曜日 読書
金曜日 KPN(香中プランニングノート)チェック

が基本で、定期テストなどの前には自主学習をおこなうこともあります。

 今日は木曜日なので読書の日でした。どの学級も静寂の中で読書をおこない、ページをめくる音が教室内に響いていました。

1年生2年生3年生

礼文町教育研究会 教科サークル

 礼文町内の小学校、中学校、高等学校の先生方は全員、「礼文町教育研究会」という研究団体に加盟し、各教科サークルに所属しています。

 「心豊かに学び ふるさと礼文に夢と誇りをもって 未来をたくましく生きる児童生徒の育成」~「島のきずな」礼文の子供の未来保障に向けた保小中高の確実な教育連携~と、研究主題を掲げています。

 今日は、英語サークルと算数・数学サークルの先生方が5時間目に来校し、1年数学と2年英語の授業を参観しました。

 授業後は研究協議をおこない、指導方法について、基礎・基本の定着や資質・能力の育成についてなどの話し合いが進められました。礼文の子どもたちの未来保障に向けて、先生方は責任を持ち、しっかりと取組んでいます。

1年数学①1年数学②2年英語①2年英語②

気炎万丈(きえんばんじょう) 香中ソーランの継承

 平成19年(2007年)、本校の教育活動にソーランの演舞が本格的に取り入れられました。今年で17年目を迎えます。

 夢想漣えさしが、平成18年(2006年)のYOSAKOIソーラン祭りで演舞した「気炎万丈」(準大賞を受賞)を使わせてもらっています。

 毎年、夢想漣えさしの事務局に使用許可を申請しながら演舞をしていましたが、平成25年(2013年)、稚内市において夢想漣えさしとの共演等をきっかけに「気炎万丈」を「香中ソーラン」として演舞させてもらう許可を頂きました。

 今日は全学年合同体育で2・3年生が1年生に「香中ソーラン」を教えました。男女別の3~4人のグループに分かれて上級生が優しく1年生に踊りの指導をしました。

 授業の最後にソーランリーダーから1年生に対して「休み時間や昼休みに練習するとき、踊りが分からないときは、遠慮しないで2・3年生に声をかけて下さい。」とのことでした。

 香中生の中で、香中ソーラン(気炎万丈)の魂が受け継がれていることに感動しました。

地域の人材活用(3年 総合的な学習の時間)

 礼文町の小学校、中学校、高等学校では、総合的な学習の時間に「礼文学」という「ふるさと学習」に取組んでいます。

 3年生は、礼文町教育委員会 社会教育係 学芸員の髙橋鵬成さんを講師にお招きして「縄文時代の礼文島」について学習を深めました。

 礼文島内には55ヶ所の遺跡があり、礼文島外から持ち込まれた石器や土器、貝、石などが出土しているそうです。縄文時代から人の往来があったことに驚きました

学芸員の髙橋さんによる授業実際に土器や石器を使って説明貝の装飾品土器の破片と貝の装飾品の一部打製石器と磨製石器学習のまとめ

第59回 礼文町少年の主張大会

 ご来賓に礼文町教育委員会 教育長 竹中俊一様をはじめ、教育委員の皆様をお迎えし、本校の体育館を会場に礼文町少年の主張大会が開催されました。

 各学年から選出された3名ずつ、計9名が主張の発表をおこないました。それぞれが自分自身、興味・関心を持ち、調べたり、考えたり、体験したりしたことを原稿用紙にまとめて発表しました。

 審査委員長である礼文高等学校 中西校長先生から2つのアドバイスを頂きました。

(1)「主張」なので、調べたことをそのまま発表するのではなく、自分の考えたことや感じたことを自分の言葉として発表する。

(2)ただ原稿を読むのではなく、しっかり「間」を取って、聴衆に訴えると説得力や共感を得ることができる。

 これからのアドバイスをもとに、今後、さらにレベルアップを図って欲しいと思います。

審査員の先生方最優秀賞 「「かわいそう」は無責任」優秀賞「小中学生にスマートフォンは必要か」収集賞「礼文の冬」優秀賞「可能性」審査委員長 講評

第31回 2024最北フラワーマラソンに出場

 最北フラワーマラソンに、部活動の一環として香中生28名と4名の先生方が出場しました。天候に恵まれ、比較的に涼しくて走りやすい気温だったと思います。9時30分にピスカ21の裏側からスタート。女子3kmコース・5kmコース、男子5kmコース・10kmコースに出場しました。

 早く走り終えた生徒は、後からゴールする仲間の応援をしていました。極限の状態での声援は、本当に励みになるものです。そのお陰で全員が無事にゴールすることができました。大変お疲れ様でした。

 そして入賞した選手の皆さん、おめでとうございます。

 香中生の頑張りや活躍は、地域の方々に元気を与えることができます。香中生の頑張りで礼文町のイベントを盛り上げることができたと思います。

 

 ゲストランナーの加納由理さんの言葉で印象に残ったのが、「速くなる(強くなる)秘訣は、簡単なこと(当たり前のこと・基礎)を毎日繰り返すこと」だそうです。各種スポーツにも学習にも通じるものがあるのではないでしょうか。

開会式スタートの様子ゴール前のデットヒートゲストランナー 加納由理さんによるクールダウン卓球部と野球部バレー部